https://paypay.ne.jp/notice/20200414/01/
現在スマホ決済の国内シェアNo1を誇るのがPayPayです。
PayPayはサービス開始時に大胆な還元キャンペーンを行ってユーザーを拡大し、現在でも間断なくキャンペーンを実施することで利用者が他のサービスに流れないようにしています。
それに加えて、店舗側の導入が簡単であることで使える店が多いというのも、PayPayのシェアが伸びている要因の一つでしょう。
PayPayの還元キャンペーンはPayPay残高限定であることが多い
PayPayの支払い方法は大きく分けて2通り。
PayPay残高から支払う方法と、アプリに登録してあるクレジットカードで支払う方法です。
PayPay残高には、アプリにチャージしたPayPayマネーや還元などでもらえるPayPayボーナスなどが含まれます。
PayPayが行う還元キャンペーンは、PayPay残高から支払った場合にのみ適用されることがほとんどです。
つまり、キャンペーンを利用して得をしようと思うなら、わざわざチャージしておかないといけないということなのですね。
PayPayマネーへのチャージは、アプリに登録してある銀行口座からチャージする。セブン銀行から現金でチャージする。Yahooカードからチャージするという方法があります。
いずれにしてもめんどくさいので、還元はいらないからチャージはしないよという人もいるでしょう。
私はPayPayを使い始めて数ヶ月になりますが、まだチャージをしたことはないです。
チャージ額がなくてもPayPay残高払いができる「PayPayあと払い」開始
PayPayは、4月15日よりPayPay残高がなくてもPayPay残高払いで支払いができる「PayPayあと払い」を一部のユーザーを対象に開始しました。
これは、事前にPayPayマネーのチャージをしておかなくても、使った分だけ後からまとめて精算されるというものです。
PayPay側は、対象になるユーザーの条件は開示しないとしています。
ただ想像はできます。
システム的に、使った分あとから請求されるわけですから、まず最低でも銀行口座かヤフーカードを登録してある必要があるでしょう。
あとは、月々の支払額も関係してくるかもしれません。
とりあえず試験的に対象を絞ってサービスを提供するといういわばβテスト期間ということですね。
夏以降には全てのユーザーがあと払い利用の申込みができるようになるようです。
ただし、申込みができるのは18歳以上のユーザーのみになります。
PayPayあと払いを使うと手数料がかかる
使った分後払いならクレジットカードと変わらないと思う人もいるでしょう。
アプリにクレジットカードを紐付けしたくないという人も利用できるようになるかもしれません。
でも、このサービスはクレジットカードでの支払いと違い、精算時に手数料がかかります。
手数料は精算時に300円かかるそうです。
PayPayは、今年7月31日まではこの精算手数料が無料になるキャンペーンを行っています。
おそらくβテストに選ばれた人に対するサービスの意味があるのだと思われます。
しかし、これ300円の手数料を支払ってまで使う価値があるサービスでしょうか?
クレジットカードがあるなら、手数料などかからないクレジットカード払いにしたほうがいいし、クレジットカードを紐付けしていないユーザーだと手数料をとられるぐらいならチャージしておくという人のほうが大多数だと思います。
かつて行われていた、数万円の還元の可能性があるキャンペーンが行われるなら、300円の手数料と引き換えに使う価値はあるかもしれません。
でも、普及のためのスタートダッシュ期間が終わった現在、そこまで太っ腹なキャンペーンは行われません。
あまり利用する意味を感じられないサービスだなというのが、正直な感想です。