電撃ホビーWEBの記事より引用
昨日3月1日、ZホールディングスとLINEが経営統合したという大きなニュースが流れました。
経営統合自体は2019年末には発表されており、1年以上の時間を費やして統合が完成された形になります。
Yahoo!ジャパンとLINEが合体
Zホールディングスはソフトバンク傘下の企業で、元ヤフー株式会社。
Yahoo!ジャパンを始めとして、PayPayやジャパンネット銀行、GYAO、ZOZO、出前館などを傘下におさめる巨大企業です。
Yahoo!ジャパンのサイドバーに並んでいるのがZホールディングス系列企業ですね。
https://www.yahoo.co.jp
そこに今回LINEが加わることになりました。
Yahoo!ジャパンのトップページでは早速LINEのキャラクターブラウンとYahoo!のキャラクターけんさくが並んで統合をアピールしています。
https://www.yahoo.co.jp
LINEは言うまでもなく日本で最も普及しているコミュニティツールです。
ある調査ではLINEの利用率は87%。スマホを持っている日本人のほとんどがLINEを利用しています。
私も以前はメールやスカイプで連絡を取っていた友達とLINEでつながっています。
すでに巨大IT企業だったZホールディングスは、LINEを手に入れたことでさらに巨大化しました。
ファイヤーダグオンがパワーダグオンと超火炎合体してスーパーファイヤーダグオンになったようなものです。
PayPayとLINE Payも統合へ
LINEはZホールディングスに足りない部分を埋める形で経営統合されました。
しかし、両者には競合する部分もいくつかあります。
スマホ決済とクレジットカードサービスです。
このうち、スマホ決済のPayPayとLINE Payは来年2022年4月にPayPayへと一本化される予定となっています。
しかし、PayPayとLINE Payの統合はすでに進められており、まずLINEからPayPayが利用できるようになるとともに、LINE PayからPayPayのQRコードを読み込んで決済することも可能になります。
PayPayはLINE Payのユーザーを取り込むことになるので、スマホ決済の国内シェアでさらに楽天ペイやd払いを引き離すことになるでしょう。