栃木県の県都・宇都宮市で創業し、現在も宇都宮市に本社を置く回転寿司チェーンの元気寿司は、現在元気寿司の他に、同じく回転寿司チェーンの魚べい、そして回転しない寿司屋の千両を運営しています。
その元気寿司の電子マネーカード「SushiCa」が、4月1日から公式アプリを連携させ、スマホで支払いができるようになりました。
オリジナル電子マネーカード「SushiCa」とは?
寿司屋チェーンの独自電子マネーというのはなかなか特異な存在ですよね。
SushiCaは元気寿司が2018年から発行している電子マネーカードで、元気寿司、魚べい、千両の3ブランド共通で使うことができます。
カードには元気寿司グループの各店でチャージが可能。
消費200円ごとに1SushiCaポイントがたまります。
SushiCaポイントは1ポイント=1円で元気寿司などで使うことも可能です。
公式アプリと連携でSushiCaがもっと便利に
元気寿司はすでにお寿司のネット予約、店舗の席の予約などが可能な「魚べい・元気寿司・千両公式アプリ」を提供しています。
今回はその公式アプリにSushiCaを登録させて連携し、アプリにSushiCaのバーコードを表示させてスマホで決済可能になりました。
また、これまでは店舗でのチャージしかできなかったのが、アプリからのクレジットカードによるチャージ(VISAとMastercardブランドのみ)も可能になっています。
この連携によって、店舗検索から予約、支払いまでをスマホだけでできるようになりました。
ただ、スシローやくら寿司など競合大手はすでにスマホ決済に対応しているので、独自電子マネーによるいわゆる囲い込みよりも、決済方法を増やしたほうがより多くの顧客が増えるんじゃないかなあという気もしますね。