一律10万円が支払われることになった特別定額給付金。その申請方法はオンラインか申請書の郵送です。
実は、マイナンバーカードとカードの情報を読み取れるスマホ、もしくはICカードリーダーがあれば、申請書が郵送されてくるのを待たずにオンラインで申請できます。
ということで、キャッシュレスの話題からはちょっと外れますが実際に申請してみました。
定額給付金のオンライン申請の前に準備が必要なもの
申請の前にはいくつか準備しておくこと、準備しておくものが必要です。
・マイナンバーカード
・マイナンバーカードの情報を読み取れる機能つきのスマホorICカードリーダー
・PCで申請する場合はGoogle chromeとマイナポータルAP
・個人番号カード電子証明書設定暗証番号記載票
まずマイナンバーカードがなければオンライン申請はできません。居住地の役所に行って作って下さい。
申請のためには、カードリーダー機能があるスマホ、もしくはマイナンバーカードに対応しているICカードリーダーが必要です。
私はSONYのパソリを使っています。
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私の場合PCで申請したので、スマホではどうなのか不明ですが、PCからの申請はGoogle chromeが必要。なぜならマイナポータルの機能を利用するには、chrome用拡張機能「マイナポータルAP」をインストールする必要があるからです。
マイナポータルAPは、chromeでマイナポータルにアクセスすればインストールできます。
あとは個人番号カード電子証明書設定暗証番号記載票を探して手元に置いておいてください。
申請では4桁の暗証番号と6桁以上の電子証明書暗証番号のどちらも使います。
オンライン申請は煩雑だけれど即日で申請完了
では、特別定額給付金の申請を行います。
まずマイナポータルにアクセスします。
するともう、特別定額給付金申請のためのバナーが一番上に表示されています。
この「申請はこちら」をクリック。
ここにあるように、給付申請先は地方自治体です。
一部準備が整っていない自治体だとまだ申請できないと思われます。
まず、フォームに居住地の郵便番号を入力して地域を表示。
特別定額給付金のチェックボックスにチェックを入れて検索をクリック。
申請に必要な準備ができているか聞かれるので、できているならOKをクリック。
申請先に住民票を置いてある自治体が表示されます。幸い私の居住地はすでに申請可能でした。
なので次に進みます。
この時点で、ICカードリーダーにマイナンバーカードをセットしておきましょう。
カード、カードリーダー、電子証明書用の暗証番号が揃っていたらチェックを入れ、次に進みます。
申請完了後に控えをメールで送信してほしい場合はメールアドレスを記載します。
申請者情報の記載欄でまずマイナンバーカードを読み取ります。
「マイナンバーカードを読み取り」をクリックすると、ポップアップで暗証番号を聞かれるので、ここでは4桁の暗証番号を記入します。
マイナンバーカードから自分の情報が自動で記入されますが、抜けているところがあったら記入します。
同じページの下部に特別定額給付金を受け取る振込先の記入欄があるので、忘れずに記入しましょう。
次に、振込先の金融機関の通帳などの画像を添付するように求められます。
私は楽天銀行を指定したので、楽天銀行のスクショを添付しました。
添付画像がアップロードされると確認画面になります。
次の画面で、電子署名を行います。
電子署名を付与するをクリックすると、ポップアップが出るので、ここでは6桁以上の暗証番号をを記入します。
暗証番号が通るとこの画面になるので送信するをクリック。
これで申請自体は終了です。
次のページで、申請書の控えをPCにダウンロードするか、最初に記入したメールアドレスに送付するか聞かれるので、希望するほうを選択。これは片方だけではなく両方利用できます。
あとは特別定額給付金が指定口座に振り込まれるのを待つだけです。
マイナポイントを受け取るためにもマイナンバーカードを作っておいたほうがいい
政府は今年9月から、6月に終了するキャッシュレスポイント還元にかわるキャッシュレス決済普及の還元策として「マイナポイント」を開始する予定です。
これは、登録したキャッシュレス決済サービスに最大5000円分のポイント還元が行われるというもの。
詳しくは


などを見て下さい。
マイナポイントは、未だ申請率が2割にも満たないマイナンバーカードの普及策でもあります。
なので、マイナポイントを受け取るためにはマイナンバーカードが必要。
マイナポイントを受け取るため、特別定額給付金の申請を速やかに行うため、マイナンバーカードは作っておいたほうがいいですよ。