キャッシュレス決済が普及していない田舎でキャッシュレス決済するとかえって時間がかかるという話

新型コロナウイルス感染拡大の影響で6月末に首都圏から栃木県の実家に帰ってきています。

首都圏ではキャッシュレス決済が普及しているので、日常の支払いの9割はスマホ決済や電子マネー、クレジットカードの組み合わせで済んでいました。

しかし、私が住む田舎町だとまだまだ現金しか使えない店舗のほうが多いので、現金も持ち歩かざるを得ません。

そんな田舎に住んでいると、キャッシュレス決済のほうが時間がかかる場面にもでくわします…

郵便局職員がスマホ決済対応に習熟していない

だいたいの連絡がLINEやメールで済んでしまう現在、郵便を利用する機会はあまりありません。

しかし先日どうしても切手が必要になったので近所の郵便局に行きました。コンビニに行くより郵便局のほうが近いのです。

さすが全国組織の日本郵便。田舎町の小さな郵便局でもスマホ決済ができるようになっています。

ところが、スマホを出して楽天ペイで支払おうとすると、窓口の職員がバーコードリーダーを取り出してなにやらごそごそいじりだし、しばらくいじった後に後ろにいる別の職員に使い方を聞きに行きました。

全国の郵便局にスマホ決済が導入されたのは数ヶ月前のはずなのに、まるで私が初めてスマホ決済を使う客であるかのような対応でした。

支払いにかかった時間は現金で支払うより長かったという始末。

私は別にその職員を責めるつもりはないのです。実際、その現場でも後ろに並んでいる人がいなかったので、特に文句も言わずにできるまでのんびり待っていました。

これは仕方ないのです。だって使う人がほとんどいないのだから。

扱う機会が少なければ、なかなか慣れないのは当然のことです。

私はただ、ああこんなキャッシュレス決済が普及していない田舎だと、現金払いより時間がかかることもあるのだなと思っただけです。

レジの下の引き出しからごそごそQRコードを出すスーパー

地元のあるスーパー。

ここは現在ではスマホ決済用バーコードリーダーを導入して、客がアプリのバーコードリーダーをかざすスタイルになっているので支払いもスムーズです。

使えるスマホ決済も数種類になっています。

でも、数ヶ月前までは使えるのはPayPayのみ。そして、PayPayでの支払いを告げると、レジの下にある引き出しからごそごそPayPayのQRコードを取り出していました。

普通QRコードはレジのすぐそばにおいておく、レジの付近に貼り付けておくなどして、客がすぐにスキャンできるようにしておくものです。

なぜいちいちしまってあるのを取り出すのか意味不明でしたが、要するに使う機会が少ないから普段はしまっておいたのでしょう。

このケースもやはり現金で支払った方が早かったというパターン。

田舎ではニューノーマルよりオールドノーマルのほうが優位

新型コロナウイルスのせいで否応なく新しい生活様式を取り入れなければならない現在。

しかし、田舎ではその移行は非常にゆるやかです。

全国展開をしているスーパーやドラッグストアなら、一律にニューノーマルに対応していて、キャッシュレス決済に対応していたり、クレジットカードは受け取らず客が読み取り機に差し込んだり、セルフレジが備えてあったりします。

その反面、地元企業の店や個人商店だと、クレジットカードをレジスタッフに手渡さないといけなかったり、現金しか使えなかったりします。

田舎では変化が停滞するのです。

政府がいくらキャッシュレス決済やニューノーマルを普及しようとしても、田舎の保守性がそれを阻んでしまっています。

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