これからの社会はキャッシュレス化の一途

昨年の消費税増税から脚光をあびるようになってきた「キャッシュレス決済」。

政府は2027年までにキャッスレス決済の比率を4割までに押し上げることを目指しています。

なんで2027年なのかというと、2017年に閣議決定された「未来投資戦略2017」で10年後を目処にすると決められたからです。

昨年2019年には、経済産業省が「キャッシュレス・ビジョン」を発表しました。

これによると

我が国は、少子高齢化や 人口 減少に伴う労働者人口減少の時代を迎え、国の生産性向上は喫緊の課題といえる。キャッシュレス推進は、実店舗等の無人化省力化、不透明な現金資産の見える化、流動性向上と 、 不透明な 現金流通の抑止による 税収
向上につながると共に 、 さらには支払データの利活用による消費の利便性向上や消費の活性化等、国力強化につながる様々なメリットが期待される。
キャッシュレス・ビジョン
https://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001-2.pdf

とのこと。

要するに政府としては支払いをデータ化できるキャッシュレス決済を推進することで、企業、店舗などが収入をごまかすのをゆるさへんで。税金払えや!としたいのでしょう。

キャッシュレスで国力強化というのはちょっと夢見すぎだとは思いますがまあ「ビジョン」なのだから夢を見るのも許されますかね。

キャッシュレス決済の種類

キャッシュレスというけれどなにがキャッシュレスなの?という質問への答えは簡単です。

支払いのときに現金を使わないのが全てキャッシュレス。

今のところ

・クレジットカード、デビットカード
・電子マネー(交通系ICカード、Edy、iDなど)
・スマホ決済(paypay、楽天ペイなど)

これらの手段による支払いがキャッシュレス決済です。

消費者から見たキャッシュレス決済の利便性

キャッシュレス決済は我々消費者にとってどんな利便性があるのでしょうか?

まず考えられるのは、現金を持ち歩かなくてすむということ。

私自身おそらく支払いの7割~8割はキャッシュレスになっていて、持ち歩く現金は最小限で済むし、小銭もじゃらじゃらいわせなくて済んでいます。

支払いのときも小銭入れからいちいち細かいお金を取り出さなくて済むのはめんどくさくなくていいです。

もっとも、現金払いしか受け付けていない店舗はまだたくさんあるので、まったく現金を持ち歩かないというのはいまのところは現実的ではありません。

次に、クレジットカードやスマホ決済を利用するとポイントがつくというメリットがあります。

だいたいは100円から200円の利用で1ポイントというのが主流。

スマホ決済にクレジットカードを紐付ければポイント二重取りもできます。

100円で1ポイントはたいした得にならないと思う人もいるかもしれませんが、現金だと100円のものが100円にしかならないところ、キャッスレスでポイントが還元されれば100円のものが99円になると考えると、それが積み重なったときの差は大きいです。

もう一つ。キャッシュレス決済をすると2%もしくは5%の還元が行われます。これは2020年6月までの期間限定で、正直な話消費税の税率が上がったことへの反発を緩和するための姑息な手でしかないのですが、実際還元はされているので同じものを買うにしてもキャッシュレス決済にしておいたほうが得です。

キャッシュレスの課題

大手スーパーは数年前からクレジットカードのサインレス決済を導入していたので小学の買い物でもクレジットカードを利用しやすくなっています。

コンビニもクレジットカードや電子マネー決済には対応していたし、スマホ決済への対応もスムーズでした。

昨年10月以降はpaypayがやたら荒ぶって加盟店を増やしているので、スマホ決済が利用しやすくなりました。

ただ、やっぱり現金しか使えない店舗はけっこうあります。八百屋とか飲食店などの個人商店は得にそうですね。

郵便局は2020年2月にキャッシュレス決済対応を決めたものの、対応局はまだ少ないです。

それに、交通系ICカードへのチャージも今のところは現金でしなければなりません(自動チャージカード以外)。

政府は10年で4割などと低い目標ではなく、6割7割普及ぐらいは目指してもらいたいものです。

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