http://www.osaifuponta.lawson.co.jp
ローソンで配布されていたPontaカード。昨年末ぐらいにカードの表面のフィルムが剥がれて使えなくなってしまいました。
個々のカードのバーコードはフィルムのほうに印刷されているので、剥がれると使えないんですよね。
ほかにもいろんなポイントカードを持っているけれど、フィルムが剥がれるなんてことが起こったのはPontaカードしかありません。
どうやら私がたまたまできの悪いカードを引いたということではなく、同じようなことが起きたという人はけっこういるみたいです。
ローソンで、フィルムが剥がれたので新しいのくださいと言ったら、店員さんは「ああ剥がれちゃいましたか」みたいな対応だったので、もう慣れたものだという感じでした。
それで、かわりのカードとしてくれたのが「おさいふPonta」でした。
おさいふPontaはJCBブランドのプリペイドカード
おさいふPontaはただのポイントカードではなく、JCBブランドのプリペイドカードです。
クレジットカードブランドのプリペイドカードはいろんな種類が発行されています。カードにチャージをしておけば、そのブランドのクレジットカード対応の店舗でクレジットカードがわりに使えるというもの。
ローソンの店舗では、従来のPontaカードではなく、おさいふPontaが配布されていました。
ローソンっていうかPontaを提供しているロイヤリティマーケティングは、このおさいふPontaを広めていく計画だったようです。
おさいふPontaのようなプリペイドカードは、クレジットカードのような審査がなく、デビットカードのような銀行口座も必要なく、チャージするだけで誰でも使えるという利点があります。
学生でも使えるプリペイドカードを広め、Ponta経済圏により多くの顧客を取り込もうというつもりだったのかもしれません。
おさいふPontaのプリペイドカード終了
ローソンに大量に置かれていたおさいふPonta。
かなりのコストを使って広めようとしていたものと思われます。
ところが、3月末になっておさいふPontaのプリペイドカード機能が終了することが突然発表されました。
おさいふPonta終了までのスケジュールは以下の通り。
6月30日:ローソン以外でのJCB加盟店での支払いができなくなる
7月31日:おさいふPontaへのチャージができなくなる
8月17日:ローソンでの支払いができなくなる
ということで、今年8月17日以降はおさいふPontaはそれ以前のただのPontaカードと同じ扱いになります。
ローソンを始め、Ponta取り扱い店でPontaポイントの付与、ポイントでの支払いはできるものの、プリペイドカードとしての機能は完全に失われます。
どのような経緯でそういうことになったのかは不明。そこを掘り返すつもりはありませんが、なんでこれやろうと思ったの?という疑問は残ります。