【地域限定デジタル通貨】2月20日から「せたがやPay」サービス開始


https://setagayapay.com

国内での新型コロナウイルスのワクチン接種がようやく始まりました。

それでウイルスがなくなるわけではないとはいえ、順調に接種が行われていけば少しずつでも社会は正常に戻っていくでしょう。

そこで考えなければならないのはやはり地域振興です。

PayPayは以前より日本全国の市町村と協力して、その地域の加盟店でPayPayを利用すると20%分のPayPayボーナスが還元されるキャンペーンを行っています。

このキャンペーンをきっかけにPayPay加盟店が増えている地域もあるそうで、地域の消費喚起という意味ではなかなかに有効なようです。

そん中、地域のみで使えるキャッシュレス決済がサービス開始しました。

世田谷区限定スマホ決済「せたがやPay」スタート

東京都世田谷区の商店街振興組合連合会は、世田谷区の支援を受けて世田谷区の店舗でのみ使えるスマホ決済「せたがやPay」のサービスを始めました。

これは、他のスマホ決済同様アプリをダウンロードし、ポイントをチャージしてから使えるQRコード決済です。

支払いはアプリでのQRコード読み取りで行われるので、店舗側も導入しやすくなっています。

チャージ方法はセブン銀行からのみ。

3月4日から、9000ポイントを上限としてチャージ額の30%分が還元されるキャンペーンが始まります。

現時点ですでに世田谷区内の400を超える店舗で利用可能となっているので、非常に利便性が高いサービスではないかと思います。

世田谷にお住まいの人、世田谷によく行く人は利用してみてはどうでしょうか?

地域限定Payサービスは今後増える?

せたがやPayはいわば世田谷区内限定のデジタル通貨です。

加盟店のクーポン券などと組み合わせれば地域内の経済振興に一役買うのではないかと期待されます。

世田谷は渋谷や新宿にも出やすいので、そうした近隣地域での消費を世田谷区内の消費に向かわせるということではなかなかに有効な手段ではないかと思われます。

せたがやPayは、株式会社フィノバレーが提供しているデジタル地域通貨の構築を目的とした「MoneyEasy」を利用しています。

セキュリティ面に不安が残るところですが、すでに先行してMoneyEasyを利用している千葉県君津市のアクアコイン、岐阜県飛騨市のさるぼぼコインでは今のところ大きな問題は起きていないようです。

課題があるとすればお得感でしょうか?

私が住んでいる栃木県の田舎町とは違い、世田谷なら既存のスマホ決済サービスや電子マネーのみで消費するというのも難しくないはずです。

商店街組合の側がどれだけ地域を応援したいと言っても、ユーザーはポイント還元などでお得感があるサービスに流れるでしょう。

そこをどうやって地域限定通貨に振り向かせるかは大きな課題だと思います。

こういうのはむしろスマホ決済の導入が立ち遅れている地方に向いているかもしれません。

ムラ社会を色濃く残す田舎町ではたいてい排他性が高いので、自分たちの身内で作るこうした地域限定サービスのほうが受け入れられやすいように感じます。

どこかの自治体でうまくいったという情報が流れば、じゃあうちでもとなる可能性はありますね。

ポストコロナの社会で、この地域限定デジタル通貨は大きな潮流になるかもしれません。

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